「今日、お昼食べてないんだ・・・」

いつものように仕事から帰宅すると、息子がそっと近寄ってきてこう言いました。

「今日、お昼食べてないんだ・・・」

「えっ・・・!?何で?」

 

とっさのことで何でという言葉が出ましたが、よく考えれば答えは明白です。

旦那が重箱の隅をつつくような難癖をつけて、ご飯を食べさせなかったに決まっています。

 

春休み、夏休み、冬休みのまとまった休みの時には、何度となくこのようなことが起こります。

 

最初に気付いたのは、息子が1年生の頃でした。

帰宅すると、息子がとても元気が無い。

声も小さく、お腹が空いたのか夕飯を作る私の周りをウロウロ。

 

それをまた叱咤されて、部屋の隅で大人しく図鑑を眺める息子。

 

旦那がお風呂に入っている隙に聞きました。

「何だか今日変だよ。どうしたの?」

息子は私の耳元で本当に小さな声で

「今日、お昼食べてないんだ」

と言いました。

 

もう驚いてしまって、お風呂から出てきた旦那に詰め寄りました。

そうしたら、まるで当たり前と言わんばかりに

「何回言っても分からないから、説教してたら食べる暇がなかった」と。

 

それでいて、自分はしっかり後からバナナなどで栄養補給してるんですよね。

息子は夕飯まで何も食べないまま。

 

この時、怒り心頭で詰め寄ってしまいましたが、後からよく考えたら「失敗したな」と思いました。

 

旦那に詰め寄ったところで改心することはないし、

「お前、言いつけただろう」

と息子がまたいじめられるのが目に見えています。

 

結局、休みの間中、食べられたり食べられなかったりの繰り返しだったようです。

 

あろうことか、休みの後の体重測定で前回よりも減っていることもありました。

 

酷い時には、お説教という名のいじめが朝から始まり、朝ごはんもお昼ごはんも食べられないまま、私が帰ってくるのを待っていることもありました。

 

どうしてモラ夫って、自分より弱いものをいじめるのでしょう。

 

字が汚いと手を叩き。

それで泣くと、「余計に書けなくなるだろ」とまた叩き。

泣き止まないでいると「もうやらなくていい!」と切れて、ノートを捨てたりぐちゃぐちゃにすることもありました。

 

息子はひっくひっくしながら、一生懸命に書きます。

最後までできた時には、まるで「俺の手柄」と言わんばかりの態度。

 

連絡ノートの字が汚いと、ゴミ箱に捨てたことも何度もありました。

シクシクと泣く息子に、「明日ママがすぐに買ってくるからね」というと、「また捨てられちゃうからいい」と。

 

夫はしばらくして気が済むとゴミ箱の連絡帳を拾うように指示して、何事もなかったかのようにふるまいます。

 

ここに書かれていることは、数多あるエピソードの中のほんの一部に過ぎません。

大人でも滅入ってしまうような仕打ちを受け続けて息子は無条件に夫に従うようになり、家に居る時の言動の基準は「父親に怒られないかどうか」だったように思います。

 

 本当によく我慢したね。

辛かったよね。

 

息子があそこまで耐えてくれたことに感謝しつつ、自分も長い間助け出すことができなかったのだから同罪だよなぁと、今でも自己嫌悪に陥る日々です。

 

   

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