離婚の話し合い

 

私たちが家を出てからしばらくはだんまりを決め込んでいた夫ですが、2年以上が経過してようやく離婚に向けて、話し合いをする気になったようです。

正直かなりホッとしました。

このまま何年も何年も経って、それこそ子供が20歳くらいになってしまったらどうしようと思っていたからです。

 

意外なことに「離婚」ということについては前向きに考えているそうで。。。

別居を始めてからもう大分経って、変な執着が無くなっていたのかな?とも思います。

もしかしたら、誰か良い人ができたのかも。

だったら良いな。今度はその人に執着するかもしれないけど。


話は養育費にまで及び、そこで夫はのたまいました。

「養育費という形はとりたくない」

私の頭の中は?だらけですよ。

一体何を言ってるんですか。

以前は無職だったから仕方が無かったけれど、今は働いているじゃないですか。

実家だから家賃もかからないじゃないですか。

極めつけは、私よりもお給料がかなり多いじゃないですか。

それなのに、「養育費という形はとりたくない」んだそうです。

これには心底がっかりしました。


あれほど息子に執着をしていたのは、息子を愛しているからだと思っていました。

でも愛じゃなかった。

薄々は感じていましたが、やはり自分を満足させるためだけの存在でした。

私への愛情が冷めていることはとっくに気付いていました。

態度の端々から分かりますよね。

それでも息子に厳しく当たるのは期待の裏返しであって、そこにはちゃんと愛があると勘違いしていました。


「愛はなかったんだ」と分かって、何だか息子にすごくすごく申し訳なくなりました。

愛情も持たない父親に虐待行為をされて、心に傷を作って。

未だにトラウマから逃れられないでいる息子を思うと、思わず涙が出てしまいました。

強い愛情からそのような行為に走ったとしても肯定できるものではありませんが、それでも多少は救われるでしょう?


夫との話し合いは、電話で良かったです。

きっと私が泣いてるのを見たら喜ぶでしょうから。

おかしな話ですが、夫婦での話し合いでも自分が勝つか負けるかなんです。

だから私が泣いたら自分が勝ったと思って喜ぶことでしょう。


それで、養育費じゃなくてどういう形にしたいのかと聞くと、

余裕がある時に5千円とかお菓子などの荷物に入れたいそうです。

そして、それを「教育費として取っておいて」と言いました。

教育費っていくらかかるか知ってますか?

まさかこんな馬鹿げた話をされるなんて、心底驚いてしまいました。

しかも荷物を送るといっても、年に何回あることなのかしら。

きっと半年に1回くらい送られてきて、すぐに途絶えると思います。


ずっとモラハラをされていて夫に逆らうことができなかった私。

今は電話をすることもほぼありませんが、稀にその必要が出てきた時には夫の機嫌を損ねないようにと、そればかり考えてしまいます。

これでは対等な話はできっこありません。

 

生活は確かに大変。

母子家庭って、手当とか色々もらえて良いよねって思われているかもしれませんが、ふたを開けてみたらそんなことはありません。

一生懸命働いて、ギリギリの状態で暮らしています。


それでも、あんなモラハラ生活には戻りたくない。

生きる希望をなくしていたあの頃に戻りたいとは思いません。


だから、養育費は諦めて早急に離婚の話し合いを進めることに決めました。

夫の気が変わる前に。

 

モラハラを受けていて離婚する場合、同じような選択をする人が多いんだろうなー。

 

 

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