離婚時の取り決めも一方的なモラ夫
思い切って離婚の話を切り出してから、夫と何度か話し合いました。
離れてもフラッシュバックはあるから声も聞きたくないのですが、条件を決めないといけません。
特に養育費は本当にいただきたいと思っていたので、何とか説得しようとしました。
けれど、相変わらず「養育費という形はとりたくない」の一点張りで一向に聞く耳を持たないのです。
そして、「余裕がある時には5千円とか荷物に詰めて送る」って言うんですよ。
どういうこと?
年に数回、5千円で十分だろってことですか?
私よりも給料をもらっていて、しかも実家暮らしでお金もかからないのに、どうしても払いたくないんですね。
そして、しれっとした調子で夫は言いました。
「振込みは手数料がかかるから、荷物を送る時に入れるから、教育費に使って」
・・・もう、笑ってもいいですか?
長い間ずっと虐げられてきたから夫のことが恐くて、怒りを持つことさえできませんでした。
でも、これを聞いた時には怒りを通り越して笑えてきました。
自分のペースは一切乱さずに、たまに施しを与えるくらいの気持ちで息子にお金を送るということですよね。
私のお給料は手取り十万台で賃貸の家賃を払って塾のお金もかかって、更に宿泊学習とか夏期講習・冬期講習などにも大きなお金が出て行きます。
それを知っていて「教育費に使って」と言っているんです。
もう呆れてしまって、それ以上何もいえませんでした。
本当に子供の幸せを願っている親ならこんな発想は出てきませんよ。
がっかりです。
私には助けて一緒に頑張ってくれる夫はいない。
息子にも、愛情を持って育ててくれる父親はいない。
そう、最初からいないのです。
だから、何も変わらない。
ただ籍が抜けて、他人になるだけ。
この時は色々なことを考えてしまって、少しだけ涙が出ました。
この十何年は何だったのか。
右も左も分からない社会人になりたての頃に知り合ってしまったから、頼りがいがあるように思えただけなんだろうか。
もやもやは残るけど、これ以上引き延ばして「やっぱり離婚するのやめた」となってしまうのも怖い。
それだけは避けたいという気持ちが勝って、早くかたを付けなければという焦りもありました。
あの時誰かに相談していたら、また結果は違ってたかもしれない。
でも結局、一方的な条件をつけられて決まってしまった感じです。
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