執拗な息子いじめーテストが恐い
小学校に入った後は、勉強関連で散々苦しめられました。
その最たる例がテストです。
息子はそれまで何の準備もしてこなかったので、最初の方は惨憺たる結果でした。
夫に間違ったところをしつこく追求され、『なぜ間違ったのか』を答えるまで責められます。
その時、自分の思ったことを伝えても納得しない夫。
夫の中ではもう既に答えが決まっていて、それと違う答えが返ってくれば、「そうじゃないだろ!」と責め続けます。
そしてわざわざ自分の答えに近づくように誘導するのです。
(いやらしいですよね。。。)
やっと夫の意に沿うような答えが返ってきた時、
「そうだろ~?」
と夫は満足そうでした。
けれど、夫の用意していた答えにたどり着いたからといって、そこで無罪放免ではありません。
「こんな事も答えられないなんて!お前は何をやってもダメだ!」
と更に責められるのです。
息子の中では少しずつ不満や不信感が募っていきました。
求められているのは息子の考えではないんだ、と気付き始めたのでしょう。
息子の年齢では解くのは難しいのではないか?という算数の問題もよくやらせていました。
数字関連は意外と強かったようで、少し誘導されれば解けていたようですが。
なかなか解けない時などは、「バカ」と連発され、怒鳴られていました。
穏やかな家庭で育ったみなさん。
怒鳴られた子供がどのように変わっていくのかご存知ですか。
うちの息子は、極端に自信がなくなりました。
何をやっても「どうせ僕は」と言うようになりました。
悲しそうな顔で「どうせ僕は」と言われると、私も泣きたくなりました。
駄目なんかじゃないよ。
ママから見たら、十分にがんばってるよ。
けれど、それを口に出したら夫に叱られるのです。
「そうやって甘やかすからだめなんだ」と。
毎日どうでも良いことで怒られ続ける息子。
逃げ場のない生活。
良い点しか持ち帰れないテスト。
たとえ100点をとっていたとしても、字の書き方を直されていたりすれば責められます。(男の子って字を丁寧に書かない子、多いですよね(T_T))
褒められることは皆無ですので、これでは自信の持ちようがありません。
お正月の書き初めでも、学校の宿題で出された字を上手く書けない時に手をぴしゃりと叩かれていました。
言う通りにできない時には頭を叩かれたり。
書いたものをビリビリと破られたり。
自分で破壊しておいて、「やる気がないなら提出しなくていい!」と言います。
けれど、息子は生真面目なので宿題を提出しないなどとは考えられず。
ただひたすら泣いて、「ごめんなさい」と繰り返す。
年末に毎年のように繰り広げられていた光景です。
日常の生活でも、息が詰まるようでしたが。
長い休みの間は本当に地獄です。
苦しくて。
苦しくて。
近くのスーパーに二人で買い物に行く時だけが、ほっとできる時間でした。
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