仕事中でも息子への虐待が心配

仕事をしている間でも、一瞬たりとも気を抜くことができませんでした。

特に学校が長い休みの間は。

 

夫と息子、二人だけの空間。

息子はうまくやれているだろうか。

怒られて泣いてはいないだろうか。

 

朝は穏やかに見えても、いつ何時状況が変わるか分からないのです。

 

それに、時間がたくさんあると、色々なことが目についてしまいますし。

夫が求めるレベルは非常に高いのですが、それを満たせなければどのような仕打ちが待っているかは容易に想像できます。

 

あまりにも心配し過ぎて、昼休みや外出時にはこまめに連絡を入れていました。

長年の経験から、どんなに普通に振る舞っていても声色で怒っていることが分かるんですよ。

 

電話口の声から少しでも異変を察知すると、私はいてもたってもいられず、仕事に身が入らなくなりました。

息子が怪我をしたらどうしよう。

怪我をしても夫は病院には連れていけないはず・・・。

 

悪い想像が頭の中でぐるぐると回ります。

心臓はバクバクするし、本当に生きた心地がしません。

 

帰り道は足早というよりも小走りで、息を切らしながら急いでいますが。

到着すれば、平静を装って「ただいま~」と声をかけます。

どうか平穏に過ごしていてほしい。

そう願いながら開けるドア。

何度裏切られたことでしょう。

 

玄関に追い詰めて、「出ていけ」と迫ったり。

酷い時にはドアの外に閉め出したこともあったそうです。

閉め出すというよりも放りだすという感じでしょうか。

首元を掴まれて引っ張りあげられ、そのまま外へ。

息子は「コンクリートで頭を打ちそうだった」と言っていました。

本当に打っていたらどうなっていたかと背筋が寒くなります。

 

そんなこんなが日々繰り返され、息子は少しずつ私にも心を閉ざすようになりました。

何かあっても相談してくれない。

助け出してくれない母なので当然ですが。

 

もうこのままではいけない。

絶対に後悔するようなことが起きる。

 

夫への同情や長い付き合いの情はありますが、それだけではもう誤魔化し切れないところまで来ています。

 

この頃から私は、夜布団の中で寝たフリをしながら今後のことを深く考えるようになりました。

 

 

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