証拠の確保も命がけ?!
友人と話していた時に、何気なく
「知り合いでモラハラされてる人がいるんだ~」
と言ってみました。
(まさか自分のことだなんて言えなくて)
「モラハラって知ってる?」
と聞くと
「知ってるよ~。今増えてるんだってね」
と友人。
「本当は限界に近いらしいんだけど、なかなか抜け出せないらしいよ」
と言うと、
「みんな大変みたいだね。モラハラするのは頭のキレるらしい人が多いみたいだし」
との返事。
何だ。案外知れ渡ってるんじゃないか。モラハラってやつは。
でも、これ以上深堀するのは危険だよな。
そもそも友人だって専門家じゃなんだからーなんて思いながら次の話題を探していると、意外にも友人の方からこの話題を続けてきました。
「実はさ、近所で証拠を確保しようと思ったら勘付かれて泥沼になっている人が居てさ」
「証拠?」
「そうだよ。モラハラをする人って口が上手いから、きちんと証拠を残さないと信じてもらえないらしいよ」
何で証拠が必要なんだろう。
大抵の場合は話し合いで離婚が成立するんじゃないの?
私が怪訝な顔をしていると教えてくれました。
「奥さんや子供を散々いじめている人たちだから、離婚したいって言えばすぐに応じてくれるって思うでしょ?でも違うんだな」
世間というものを知らなかった私は、そこで初めて離婚もスムーズではないことを知りました。
我が家の場合はそういう話を持ち出すだけでも機嫌が悪くなって、更に自由が少なくなったり息子への仕打ちが酷くなることを恐れて言えなかったのですが、まさかその先にもこんな高い壁が待ち受けていようとは。。。
証拠って言ってもな。
メモを取れば良いの?どれ位必要なの?とか。
今から用意したらいつまでかかるの?
それさえ嘘だと言われたらどうしたら良いんだろう。
そんなことを考えていたら、友人が良い案を授けてくれました。
日記のようにメモを取るのと同時に、映像としても残しておくと強力な証拠になる、と。
つまり監視カメラを設置するってことね。
その日友人と別れてから、私の頭の中は証拠のことで一杯になりました。
日記をこまめにつけるのは良いとして、見つかったら非常にマズいことになります。
もちろん夫が簡単に見えるようなものではいけないので、よく考えてウェブ上で日記を書くことに決めました。
あとは監視カメラですが。
これはとても厄介です。
夫は恐ろしいほど記憶力が良くて、何の規則性もない数字とローマ字の羅列なんかも覚えておける人です。
家庭内で怖いと思ったのは、物が何段にも積み重ねてあるようなもので、その中の一つか二つの順番が変わっているだけでも、すぐに違和感を感じて指摘されたことです。
ごく小さなものの配置を変えた時でも一瞬で気づきました。
平和な時なら「へぇ~、すごい」で終わりですが、監視カメラが見つかってしまったらと思うと生きた心地がしません。
最悪なケースとして、私が居ない時に見つかったら息子に影響が及ぶ可能性も。
友人とも偶然会っただけなので、立ち話を5分程度しただけで、詳しい話を聞けたわけでもなく。
家に居る時にメールなどで聞くこともできません。
メールをしていると夫が非常に気にして、内容まで把握したがります。
外で連絡自体はできても、帰宅後のタイミングで連絡がくるのも避けなければなりませんので、結局は助けを求めるわけにもいかず自力で調べることにしました。
まあ、夜寝る前にパソコンをポチポチしていると、それだけでも怪しまれて(勘が鋭すぎて怖いですよね)何をしているのかを探られるんですけどね。
それでも、限られた時間でやらなければなりません。
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