精神的にパンク寸前になり、スピリチュアルにはまる
囚人が看守の目をかいくぐり、こそこそと脱獄の下調べをしているような環境、と言えば想像がつくでしょうか。
いつも夫や息子が寝静まってからパソコンをそっと開き、コソコソと調べ物を始めます。
でも、部屋は狭いし電気を消しているので灯りがつくとすぐに夫は察知します。
それで、「何してるの」とくるわけです。
これが優しい「何してるの」なら良いんですよ。
でも、明らかに何かを疑っている様子で、探りを入れていることは明らかです。
こちらにもやましい気持ちがあるので返事はしどろもどろになるし、心の準備をしておかないと余計に怪しい行動を取ってしまいます。
我が家は私の少ないお給料で生活していたので、監視カメラを買うといっても予算は非常に少ないです。
少ない予算で、いかに高性能なものを手に入れられるか。
高性能なだけでなく、鋭い夫にも気づかれない物でなければなりません。
これってハードル高いですよね。
昔探偵事務所で使っているとかいうのを見たことがありますが、とても小さくてカメラには見えませんでした。
でもお値段も高額で、私の予算からはかけ離れています。
そんなことを考えながら暗がりでパソコンの検索結果と格闘していると、否が応でも精神的に追い詰められてきて、段々とスピリチュアルな世界へと思いをはせるようになりました。
といってもお金はかけないんですけど。
不思議な体験をした。
九死に一生を得た。
目には見えない力が働いて、危険を知らせてくれた。
みたいなのがあると、目を皿のようにして読みふけっていました。
(調べ物があるのに、何をしてるんだか。。。)
そして段々と開運の方向へと興味は流れ、いつしか運頼みな思考へと変化していきました。
これが非常に危ない。
どんなに酷い暴言を吐かれても、目の前で家具に穴を開けられても。
作ったご飯が三角コーナーに投入されるのを目の当たりにしても。
「私は今とても前向きな気持ちでいるし、開運を実践しているんだから大丈夫(⌒∇⌒)」
という風になって、現状と向き合う気持ちが減るんです。
いつしか、
「これは運が好転する兆し(←アホですね)」
とまで思うようになり、今か今かと待っていました。
しかし、待てど暮らせど好転する兆しは見えず。
段々と自分の愚かさに気づいた時には、大事な時間を1か月も無駄にしていました。
皆さんも、スピリチュアルで前向きになるのは良いですけど、傾倒し過ぎてそれ任せになるのは止めましょう。
運を変えたければ、最後は自分で何とかするしかないんです。
今でもスピリチュアルな世界は好きですが、開運の画像を眺めたりするくらいで。
特別なことはしていません。
これは浄化の効果があると言われるウユニ塩湖画像です。
見てるだけで何だか不思議な気持ちになってきませんか。
私もこの画像をじーっと見てると気持ちが落ち着いてくるので、時々眺めます。
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